【イヴ・ガーデン】色彩のものがたり

2024-10-20
– SCHOOL – color school, Etsuko Narasaki
アート, パーソナルカラー, 色彩, イヴ・ガーデンカフェ, ART, 作品展, CNEH理論
evegarden

「わーきれい。花が咲いたよう。力が湧いてくるような、全身がよろこびに満ちるかのようです。」

色、形、素材、デザイン、そしてCNEH理論を通じて、人々が自然との調和の中で喜びと力を得る、色彩の物語を書きました。
皆様の内にどのような色彩があらわれるでしょう。
お読みいただけたら幸いです。

色彩

🌹花が咲く庭
ある日のこと、ユリという若い女性が、小さな町のはずれにある古びた屋敷の前に立っていました。
屋敷の庭は雑草が生い茂り、かつての美しさを失っていましたが、何か特別な魅力がユリを引き寄せました。
ユリは、この庭を美しい花々で満たし、ここを訪れる人々の心を癒す場所にしたいと思ったのです。

✦色の魔法
ユリは、庭に植える花を選ぶため、色鮮やかな花が並ぶ市場を訪れました。
目の前に広がるパレットのような花々に心が躍ります。鮮やかなピンクのバラ、太陽のように輝くオレンジのマリーゴールド、鮮やかな赤いダリア、そして紫のライラック。
それぞれの色が、それぞれの感情を呼び覚ますようでした。

🌳自然との調和
ユリが庭の手入れを始めると、風がそよぎ、花々がその優しい動きに合わせて揺れました。その光景は、まるで花が喜びに満ち踊っているかのようです。
彼女は庭に流れる自然のリズムに心を委ね、草木の声に耳を傾けました。
小川のせせらぎ、鳥たちのさえずり、そして風に乗って運ばれてくる草花の香り。
これらのすべてが一体となり、一枚の絵画が庭全体に広がるかのようです。

🪑素材の温もり
そして、ユリは庭に木製のベンチや柔らかで花々と同じ色彩のクッション、テーブルを置き、訪れる人々がゆったりとくつろげるようにしました。
彼女はまた、庭の道を飾るために石畳を敷きました。その石は少しずつ異なる形や色を持ち、それが自然のランダムさ、美しさを引き立てました。
歩くたびに足裏に感じる石の感触が、訪れる人々に自然とのつながりを感じさせるのです。

✪デザイン
ユリが庭で作業をしているとき、彼女自身もまた、庭と調和するような洋服です。
彼女は、軽やかなシフォンのワンピースをまとっていました。それは、風が吹くたびにふわりと揺れ、まるでユリ自身が庭の一部であるかのように感じさせました。ワンピースは、庭の花々を模したもの。ベースは柔らかなクリーム色で、ピンク、オレンジ、赤、紫の小さな花柄が散りばめられていました。ユリの動きに合わせて、花柄が軽やかに踊るようです。そして、彼女の髪には、庭から摘んだ小さな花の髪飾りがさりげなく飾られています。

✪ハーモニー
ユリが作り上げた庭は、色彩の調和、自然とすべてが一体となり、訪れる人々に喜びと癒しをもたらしました。
ユリの庭は、まさに「花が咲いたような、力が湧いてくるような、全身がよろこびに満ちる」場所です。
訪れる人々は、その美しさに心を奪われ、庭で過ごすひとときに癒しと活力を感じます。
彼女は、自然と色彩のハーモニーを見つけ出すことで、まるで魔法のように人々の心を癒す空間を創り出したのです。
ユリの庭は、今もなお、多くの人々に愛され続けています。

これらの物語の中でえがいた情景や感情は、イヴ・ガーデンの活動と共通するインスピレーションでもあります。
異なるものをかけ合わせる、組み合わせる、交差することで新たな響きがうまれ、人々によろこびをもたらすことができるということを色彩を通してこれまでたくさん経験させていただきました。

ある日、
「わーきれい。花が咲いたよう。力が湧いてくるような、全身がよろこびに満ちるかのようです。」
という言葉が浮かび、何かとてもしっくりきました。
そして、色彩の物語にしてみたかったのです。
このワードから次々とアイデアが湧き、10月からの活動すべてに共通するインスピレーションになりました。

10/6と10/14のアートワークレッスンでは、この色彩の物語から体感するアート表現、10/12からスタートする洋服から表現するセレクトショップ開催、10/26のイヴ・ガーデンカフェで開催する「マルシェ」、そして集大成となる、11/3〜11/30まで開催する【Color＆Art Craft展～色彩の可能性～】作品展へと新しい色彩の物語へとつながっていきます。

【Color＆Art Craft展～色彩の可能性～】での作品展は、上記のアートワークレッスンで制作した皆さんの絵画やポストカードなどを展示販売し、イヴ・ガーデンカフェ空間が華々しく飾られます。
筑波山が見えるカフェのオープンテラスやお庭でお食事やお飲み物をお楽しみいただきながら、そしてわんちゃんとお楽しみいただく中、色彩とアートが融合し、新たなハーモニーが奏でられるでしょう。
大変楽しみでなりません。