「色が先をあらわしてくれる。」─アートワークレッスンより

    身体で感じる。
    自然を受け取る。
    色を置く。
    色が身体を動かす。

    8/2(土)に開催したアートワークレッスンでは、
    夏の空気や音、木々の葉の動き、虫や鳥のさえずり、そして紙や絵の具、筆……
    その一つひとつを、受け取る時間となりました。

    今回とても大切にしたのは、
    「描く」ではなく、色を置くことです。

    色をそっと置いてみると、自然に広がり、色と色が新たに響き合っていきます。
    その動きを見つめていると、身体もまた、それらすべてと響き合う。
    イヴ・ガーデンの空間がやさしい空気に満たされていきました。

    午前中のワークを終えたところで、今、身体で感じている色を言葉に綴ってみます。
    物語になる方。
    詩のような言葉になる方。
    一言一言を重ねていく方。

    そこには、頭で考えてつくった言葉ではなく、
    その方の内から自然に生まれてくる表現がありました。

    本当にすてきな時です。

    皆さんの言葉を聞いているうちに、私自身の身体も緩み、あたたかくなり、汗が出てくるほどでした。
    「筆も、身体も、色も、一体になったような経験」
    そう話される方のお顔や姿を見た瞬間、私の内側もよろこびの涙でいっぱいになりました。

    そして、今回もうひとつ大切にしていたことがあります。

    自分の本当の気持ちって何だろう。
    自分自身のことは、わかっているようで、なかなかわからないものです。

    「自分を知ろう」とすることではなく、わからないからこそ、色から感じてみる。
    わからないまま、色を置いてみる。

    すると、色は思ってもみなかったところへ広がり、別の色とであい、
    そしてまた新たな色が生まれていきます。
    ゆっくりとやわらかに。

    すると、どうでしょうか。
    色が動きたい方向へ、自然と筆が動き、身体も動き……
    色が先をあらわしてくれているかのように動いてくれています。

    「色はそのまま美しく、そのまま寄り添ってくれているやさしい存在、溶け合うようです。」
    そう話されている方がいらっしゃいました。

    午前中に色と戯れながら身体が少しずつひらいていき、
    午後はさらに、外の音や空気、木々の動きを受け取りながら、自分の内側へと静かに戻っていく時間になりました。

    色を受け取り、自然を受け取り、身体を受け取る。

    でも、その場ですぐにいろんなことがわからなくてもいい。
    すぐに答えが見つからなくても、そのまま感じている自分がそこにいることが、とっても大切だということを色がそのまま教えてくれています。

    色があるからみなさんとこうしてであえること、大変ありがたく幸せです。
    心よりどうもありがとうございました。

    また皆さんとご一緒にアートワークができること、今からとても楽しみです。
    イヴ・ガーデン楢崎悦子

     

    色たちをハンカチへプリントしました。
    豊かな色、響き渡る色・・、みなさんの日常につながりますように。

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