色は、その先へ広がっていく。─ 色彩研究会

    神山先生による「色彩研究会」を、8月22日(土)に開催しました。
    この時を待っていたというような、新たな流れがこの日生まれたことが何よりもうれしく感じています。

    色彩研究会を開催したいとの想いは
    今年にはいりふつふつと心にありました。
    色の理論を実践を通して学ぶことで、
    人それぞれにある色がさまざまな方向で広がっていくことを感じてならず、
    また、それらはこれまでの「色」という同じ色ではなく、
    それぞれの表現になっていくことを感じてなりませんでした。

    そしてやっと今、この時期だからこそ、開催できるようになったことが本当にうれしく思っています。

    今回の色彩研究会では、
    同一・隣接・類似・中差・対照・補色といった配色理論から
    自分自身が立ち上がる感覚、その感覚を自分自身の言葉として表していく、
    そして、新しい視点や可能性へとつながっていく研究会にしたいと思っていました。
    そのため、丸1日かけてみなさんとその場をつくっていく、空気をつくっていく、
    そのことが当日どのようにあらわれていくのかと、とても楽しみでもありました。

    当日の色彩研究会では、さまざまな色彩が
    それぞれの内にも外にもあらわれていきました。

    その一コマ、神山先生からのお話。
    「色は、周りの環境から見え方は変わりますが、
    色そのものは変わらないものです。」


    受け取る私たち自身がどう色と関わっていくのでしょうか。
    そして、色という存在は何を語りかけているのでしょう。
    そんな楽しい時間が始まりました。

    「色と向き合い、自分の気持ちとぴったり一致していくことが、何ともうれしい」と話される方。
    「頭ではわかっていたつもりでも、本当の意味でのコーディネートの偏りを知った」という方。
    そして、「周りに惑わされたり、自分自身に惑わされたり、でも色はそのまま在ってくれている」など。

    同一や対比など・・、色はどんどん無限にかわっていく。
    でも色そのものは変わらない。
    どんな環境でも、外からの影響があっても色と同じように、自分らしさを失わずに
    そのままあればいい。

    真実に近づいていく言葉が交わされていきます。

    また、途中で止まっても、それでもまた次へ。
    さらにその次へと、見ていこうとする姿勢。
    ある枠があるのなら、それらを色から深め、広げていこうとする。
    良いも悪いもないこと・・。

    みなさんの姿が何ともすてきで、とても美しくうつりました。

    この経験は、
    日々のどこかでつながり、
    ふと、仕事をしているときに気づいたり、
    それぞれの場から広がっていく。

    そして、一人ひとりの中で広がったものが、
    その方が関わる人へ、またその先へと伝わり、
    元気や明るさにもつながっていく。
    まだ見えていない先のことまで、そんなふうに感じてなりませんでした。

    今、このような時代だからこそ、
    こうして一日、色と向き合い、自分自身とであい、
    人とともに深めていく時間はとても大切だと感じます。

    皆さんが、こうしてこの時間を選び取り、ここへいらしてくださっていること。
    本当にうれしく思います。

    新しい世界を自分自身でひらいていくような、そんな感覚が新たにうまれる色彩研究会。
    今から、また新しい今へ。
    色とともに広がっていきますように。

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