【イヴ・ガーデン】受講生が作成したワンピース作品

     

    イヴ・ガーデンの【ガーメントプロフェッショナル講座】で制作した作品です。

    色の専門スクールならではの「」に特化したを服づくりを展開する講座です。

    当校の講座で「色」を専門的に学んできた受講生たちが、学んだことを実現する一つとして洋服づくりが始まりました。

    作品には、授業で創作した色柄がワンピースに表現されています。

    指導した当校の楢崎悦子先生は「制作にあたり、大事にしたのは“色と形”です。
    色と形の融合から“柄”がうまれます。
    それは自然界と密に関わっています」と話します。

    ※詳しくは楢崎悦子共著【新しい「色」の教科書】(新紀元社刊)をお読みください。

     

    柄をみていると、絵をみているような感覚になりませんか。
    柄には奥行きや上下の流れがあり、空間が広がり、躍動感が服に表現されているからです。

     

    工程は手順でなく「予想を超えること」

    ワンピースの模様となった【色柄】は、多くの試みから創作されています。
    その色柄にあった生地を選び、プリントし、プレス (色柄を生地に定着させる)を行い、1着ずつ受講生による手作業です。

    これらの工程は作業ではなく、どの段階においても「予想を超えること」を課題に取り組んでいます。
    決まった手順の中にある偶発性をいかに引き出せるか、それでありながら標準化した品質を維持することに努めています。

    そして、縫製。
    縫製の部分は、プロのお力を借りています。デザインと縫製のキャリアを積み、なお発展されている得難いプロにお願いしています。

    縫製した1着に、その方がアイロンをあてる場面に立ち会いました。
    すると<服が光る>瞬間を目の当たりにしたのです。

    「柄が楽しい」とおっしゃって、イヴ・ガーデンの縫製を担当してくださっています。何と有り難いことでしょう。

    受講生が制作した色柄から縫製に至るまで、すべて「予想を超える」プロセスです。

    購入いただいくお客様は「元気になる服ですね」とおそろいのキーワードをくださいます。
    着る人がじぶんらしくなる服、元気になる服づくりをめざし、9月にパリで開催するファッションショーや展示会へと邁進します。


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