- 2026-7-4
- – SCHOOL – color school

6月末、カラーコンサルタントプロ養成講座では、カラー分析実習を行いました。
ちょうどその日は、台風が2つ同時に近づくという予報の日。
受講生の皆さん、そして分析実習のためにお越しくださるモデルの皆さんが無事に来られるだろうかと心配していましたが、後からお話を伺うと、「台風だから」という不安よりも、「楽しみ」という気持ちのほうが大きかったそうです。
皆さんと同じ方向を向き、学びへ向かっていけること。
その時間を楽しみに思ってくださっていること。
そんな気持ちが、この場を一緒に育ててくださっているようで、とても嬉しく感じました。
そして、結果的には雨風もほとんどなく、無事に実習を終えることができ、一安心でした。
今回は数名のモデルさんにお越しいただきましたが、
その中にはオランダからいらしたお二人の女性もいらっしゃいました。
カラー分析の結果は、スプリングタイプとサマータイプ。
上の動画の方は、スプリングタイプでした。
動画ではご紹介してませんが、サマータイプのモデルさんは、
受講生の皆さんにとって少し難しく感じられたようでみなさんウィンターと判断されていました。
ドレープを比較しながら見えてくる色の違いに意識が向いたり、
これまで積み重ねてきた経験やイメージに引っ張られたり、
目鼻立ちがはっきりしていることで、骨格や雰囲気から判断したくなったり。
カラー分析では、そのようなことがよく起こります。
だからこそ大切なのは、
「今、その人を見ているだろうか。」
ということです。
思い込みではなく、
経験則でもなく、
目の前にいる、その方自身を見ていくこと。
その方の「今」は、肌の色みにあらわれています。
分析を重ねていくと、ある瞬間、
「ああ、この色から、人が立ち上がって見える。」
そんな感覚にであいます。
色が主役ではなく、
その色によって、その方自身の存在が自然と浮かび上がってくる。
この瞬間に出あえることが、カラー分析の本当のおもしろさであり、
何度経験しても心が動く理由なのだと思います。
私たちは、人や空気、その奥にある感覚を見つめ、色を通して現実の中へ表現する表現者です。
だからこそ、カラー分析は、その方の「今」を見つめ、その方らしさを色として表現していく、とても創造的な時間なのだと思います。
過去の経験や思い込みではなく、
この瞬間、その方に立ち上がっているものを見つめ、
色として表現していくこと。
今回のカラー分析実習で感じたことが、これからの学びへとつながっていきましたら嬉しく思います。
その方の「今」を色として表現できること。
そのたびに、色とは本当にすごいものだと、改めて感じています。
イヴ・ガーデン 楢崎 悦子



今回のカラー分析実習から、さらに色を深める学びへ
8月には、プロ講座を受講された皆さまを対象とした「色彩研究会」を開催いたします。
今回のカラー分析実習で感じた
「なぜ、この色でその人が立ち上がって見えるのか。」
その感覚を、色彩学の視点からさらに深めていきます。
色相・明度・彩度の関係性をはじめ、配色理論やトーン配色を、実際の洋服の組み合わせを通して学びながら、似合う理由を色彩の理論から読み解いていきます。
色は、見る力を育て、
感じる力を育て、
人を見る力を育ててくれます。
色彩研究会
8月22日(土)11:00~13:00,14:00~16:00,16:30~17:30
対象:年間サポートにご登録の皆さま