- 2014-8-11
- Yoko Kamiyama
- イヴ・ガーデン, 色, 輝き
Text:Yoko Kamiyama
美へのねがい
いつもきれいで美しく、若々しく、
肌はいくつになってもハリと艶感を持ち、
そしてさらに、
しなやかなボディラインを永遠に保ち続けたい…
という、女性の強烈な願望は
いつの時代になっても変わりません。
その願いは女性ばかりではないでしょう。
男性にとっても、そんな美しい女性が
永遠にそばにいてくれたら最高に幸せ(?!)
ということは、嘘ではないですよね。
とはいえ「永遠に美しくボディラインも崩さず、
しみ・シワのない人生なんて!
そんなことは不可能!
なのは、誰もが承知の事実です。
でも、いざ現実におなかが出てきたり、
お尻がたれ下がったりと
ボディラインに崩れが現れたり、
顔にしみやシワ、たるみが出てくると、
人はとたんに自分に対して自信を失ってしまう傾向にあります。
果ては、性格まで暗くなってしまう人もいるほど。
さて、ここから先が問題になります。
そんな時“どうせ年だから”と「諦めてしまう人」と、
いやなんとかしなくては!と「諦めない人」
あなたはどちらのタイプでしょうか?
諦めることは簡単でいつでも出来ることです。
でも後者は違います。
そこで今回は、諦めるほうでなく、
いくつになっても使うことができる
「見せ方を変える!」「あきらめない!」という方法を、
少しお話したいと思います。
よく聞く話に、昔「美人だ」とチヤホヤされた女の子が
同窓会で再会したら、すっかりおばさんになっていたというケース。
これは美人にあぐらをかいて、
努力しなかったのが原因ではないでしょうか。
むしろコンプレックスのある女子のほうが、
努力次第で絶対に魅力的になれると思います。
私も仕事の経験上、本当にそう思っています。
魅力的といわれる人は、自分を知って、
長所を遠慮なくだしています。
そして欠点はほどよくカメレオンのように
うまく表現をしています。
その努力や技術を磨くということが、
永遠の美への近道ではないでしょうか。
そうすればいくつになってもいい意味で
「美しい女」でいられます。
まず、自分の個性を良くも悪くも目をそむけないで
十分観察してみてください。
例えば、私は内気で人とうまく会話ができない、
冗談も言えないし、自分の気持ちを
うまく人に伝えられない人間かも…。
身体のラインはお尻が大きい割には胸がない、
足が短い、太っている、背が低い、顔が大きいなど。
本当に不思議と欠点の方が先に数限りなく出てきます。
では、自分の長所、または結構自分でも気に入っているところ
(身体でも性格でもいいです)をあげてみてください。
どうでしょう?
自分の良いところは数が少なくありませんか?
そこで、
「いつまでも美しく」を永遠のテーマに
ファッションテクニックを提案します。
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1.ファッションライン
「線」の使い方を研究しましょう
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「線」の効果はカモフラージュの重要なポイントです。
例えばボディラインは、
線の使い方次第で実際よりやせて見せたり、
背を高く見せたりすることができます。
まず、横の線は幅を強調します。
肩幅が広い人に、ボーダーライン(横線)の
カットソーは余計肩幅を広く見せます。
逆に胸の小さい人にフリルのついた
(バストラインのところ)ブラウスは、
とても胸を豊かに見せます。
縦の線は上下に目線がいきますから、
長さを強調します。
顔の長い人がストレートでロングのヘアスタイルにしたら、
余計顔が長く見えてしまいます。
足を長く見せるには、縦のラインが入ったデザインや
スリットがおすすめです。
太めの人は、縦の線や斜めの線を有効に使っていくと、
「だまし絵」のような錯覚による効果が得られます。
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2.自分らしさ色彩活用法
「好転カラー」をみつけましょう。
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色を使いこなすことができると、
性格が変わっていきます。
自分は、暗い性格だと思っている人は
ほんのりと淡く明るい色を着てみてください。
ピンクやラベンダー、ミントグリーン、レモン色など。
きつい女性だと思われがちな人は、
色はいつもよりやさしく明るい色にして、
それにベージュなどを組み合わせてみてください。
また、丸みのある洋服のラインを使ってみましょう。
眉の形はいつもより丸めに、
ヘアスタイルも少し丸みを帯びたスタイリングにしてみてください。
印象や体型は、こういった色や線の使い方でいくらでも変わります。
(当校の1回レッスンでぜひお試しください)
短所は欠点!と勘違いしがちですが、
長所に変える技を使って、ドンドン遠慮なく表現してきましょう。
胸が大きくて・・・、嫌といわないで
そのふくよかで素敵な胸はあなたの宝物です。
顔が丸いから嫌といわないで、いつもにこやかにしていましょう。
その丸さがかわいいのです。
身長が高すぎるからと猫背になっている人は、
背筋を伸ばしましょう。モデルのようです。
そしてあなたを最も素敵に映し出す色を着ましょう。
いつも「私にうっとり…」として鏡を見ましょう。
自分自身を見つめましょう。
回数が多いほど効果がでますよ!
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