- 2007-12-5
- Yoko Kamiyama
人間の肌の色は、その人がどの民族、
人種に属していようと同じです。
色相でいうとオレンジ色の範囲に入ります。
北方系の人の肌の色が白く、
南方系の人の肌の色が黒く見えるのは明るさの違いであって、
色相は同じものなのです。
ですから、どこの国の人の肌色の色みでも、
今学んでいることでじゅうぶん通用します。
肌の色は、オレンジ色を真ん中とすると、
一方は赤みの方へ行き、
もう一方は黄みの方向へ広がっていきます。
赤みの橙、黄みの橙ということになるでしょうか。
その肌色に血管の赤みや青み、さらに緑み、
見え方によっては紫みを感じる人もいるかも知れません。
そして、皆さんがとても嫌いな、シミ、
そばかすに関係してくるカロチンなどの色など
(普通は茶色系やベージュ系などの色)が重なってきます。
さらに大事なことは、
その日の体調によっても肌の色が
違って見えてくるということがあります。
これを見抜かなければならないのですから、
カラーリストの仕事は大変なのだなと
改めておもいます。【つづく】
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カラースタジオ イヴ・ガーデン代表 神山瑤子