【イヴ・ガーデン】セレクトショップ2020春の自主開催レポート

2020-6-25
– FASHION – select shop, – SCHOOL – color school
evegarden

イヴ・ガーデンのカラーコンサルタントプロ養成講座を修了した方々が、ご自身のサロンや活動エリアを会場に【セレクトショップ】を開催しています。
イヴ・ガーデンのオリジナルブランド jibun-fuku（じぶん服）をはじめ、ヨーロッパ系のブランドなどから厳選した最新アイテムが並び、試着やコーディネートアドバイが楽しいひととき。
主催された方々のレポートをお届けします。

坂井みつ子さん（東京都）

当初5月に開催予定でしたが、折しも緊急事態宣言中。
その時の心境と決意を、お客様への招待状に記されています。

「(中略 )果たしていつ収束するのか先が見えない中今回は開催するべきなのかを迷っていました。
先日、カラーの学校の先生とお話しする機会がありました。
「今この時に服から力を」と言うお言葉を頂き、今私に出来る事をやろう!と開催を決めました。
お一人ずつが色々な環境の中で大変な思いで過ごされていることと思います。
(中略 )
今だからこそ、セレクトショップで気分転換していただければと思います。
そして皆さんとお会いできたら嬉しく思います!
一日でも早い収束と普通の生活に戻れる日を願っています。」

そして、三密対策も記した招待状をお客様へ配りました。
途中報告には

「あの後、ご案内状を作ってお客様へ配信しました。
今回は止めておきますとの返信が多い中、
｢まだ情勢はわかりませんが、凄く楽しみです！｣と返信を頂いている方もいるので
思いっ切り楽しんで頂けるように準備していきます。」

とあり、開催に迷いがないことが伺えました。

そして、開催後のレポートが届きました。
そこには力強い思いがしたためてありました。
まずは、お客様の感想から
●「作り手の技とか心意気、思いの伝わる洋服ばかりでした。
またオシャレしようという気持ちになりました!
コロナ自粛で気持ちが塞いで来る中、とっても前向きになりましたよ〜
嬉しくて美味しくて、沢山話も出来て、本当にありがとうございました。」

初めて参加された方へ、坂井さんは次の提案も考えているようです。

「初めてのお客様に色々と挑戦して頂いたことで、お客様の固定概念が緩みました。
メイクのワンポイントアドバイスもさせて頂きました。
お友達にもお声掛けをして下さるとおっしゃって頂き、とても有り難かったです。
今後、カラー診断、グループでのカラーセミナーも考えて行きたい」

今回の開催を終えて

「 今まではお客様がバッティングしてしまう事が多く、試着するのも何となく遠慮していたと貴重なご意見も頂いた。
今後の集客の仕方に繋げて行きたい。」
「（お客様へ）何かで感謝の気持ちをお伝えしたいと思っていました。
今回は客数も少ないことが予想出来ていたので、ゆっくり楽しんで頂こうと思い準備しました。
その結果、次に繋げて行ける貴重なお話を伺えました。
そして何よりも楽しんで頂き、お二人ともお気に入りの洋服をお持ち帰り頂けて嬉しかったです。
今回の状況で開催出来たことで得た事を次に繋げて行きたいと思います。」

坂井さんがセレクトショップを自主開催すると決めた時から、言葉に力強さを感じていました。
メールによる事務連絡をさせていただくと、こちらを気遣ってくださる端的な挨拶が添えられていて、いつも以上にじんわりしました。
「お客様と一緒に楽しみます！」とおっしゃっていた通り、歓喜が呼応しているレポートが届き、こちらもにも余韻が広がりました。

風見美穂さん（栃木県）

3月、セレクトショップ自主開催の研修会が行われました。
まさに「不要不急の外出を控えて」という呼びかけが始まった時です。
風見さんは研修会に参加するかどうか、当日の朝まで迷いました。

もしもの場合はわたし一人のことでなく、家族も巻き込んでしまいますから。
迷って迷って、研修会に参加したんです。
すると、その場の意気込みが違ったんです。
「皆さんは提供する側、発信する側です。不安な中、色でできること、発信できることがありますね。
元気や喜びを与えていく側です」という楢崎先生の言葉が響きました。

予定通りに開催すると決めたこの日。
その後、イヴ・ガーデンカフェのセレクトショップへ、自主開催まえのスキルアップを兼ねて風見さんは参加しました。

イヴ・ガーデンのブログで見た服を買おうと思ったんです。
ピンときたんです、この服を着て、色で人に元気を！って。
意志を持って服を選んだのは初めてです。

ねらい通りに服を入手。
そこから自主開催のセレクトショップに向けて、新しい試みを始めます。
インスタライブにも初挑戦しました。
お客様のリアクションから「色で元気に」なることを再認識した出来事でした。
そして、意志ある服を着て迎えた当日。

人数制限はさせていただいたものの、久しぶりにたくさんの方が来てくださいました。
異例のセレクトショップの中で特に強く感じたことは、「信頼関係」。
常連さん、ご新規さん、それぞれの動きから顕著に見せてもらい、そう感じました。
新しい試みとして、いつも来てくださっている方やパーソナルカラーの生徒さんにFacebookライブ配信をしました。
試着なしで２着、おうちで購入を決めてくださった方もいらして、会わなくても信頼関係がある点で歓喜が生まれました。
また、セレクトショップに長く通ってくださっている方たちの服を選ぶ力が凄い、と改めて感じました。
ご自分の直感に従い、次から次へと、手に取る服を実際に着て、その都度その都度、その服を着た時の自分と、人を、感じることで変化、変容し、得られるもの。
コロナに負けない方々だな、と思いました。

そして、レポートの結びにこうありました。
何ごと「自分次第」ということも、強く感じました。

前回までの数回、お客様の参加数は減少傾向にありました。
少人数のお客様へ質の高い時間と内容を提供できていると思いながら、風見さんはどうして参加数が減少するのかを考えていました。
今回はやると決めて、できることに手を打ったアクションから、自分の意識に思い当たりました。
「自分次第」という結果が腑に落ちたのでしょう。
お客様は人前に出るお仕事の方がほとんどです。
お客様が選ぶ服も風見さんが提案するコーディネートも、仕事に対する心意気や責任感を包み込んでいます。
共通項が感じられ、お互いの信頼関係の上で成り立つセレクトショップです。

強い意志を持って具現化した風見さんの今回に、お客様もこれまでにない希望を抱いたに違いありません。

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