美しさは、プロセスの中でひらいていく

    3月は、2日間連続のプロ養成講座でした。
    とても濃い空気に満ちた時間となりました。

    講座の中でいつも感じるのは、
    受講生の皆さんが本当に綺麗になっていくということです。

    ここでいう「綺麗」とは、
    色を学び、色に触れ、
    同時に自分自身と向き合いながら、
    その瞬間、瞬間が次の変化へとつながる美しさです。

    また回を重ねるごとに、皆さんの眼差しや姿勢にも少しずつ力強さが増しています。
    お互いの美の変化が自然と響き合うように、
    そしてその変化や空気が自分自身にも重なっていることを、
    感じはじめているからかもしれません。

    知識だけではなく、
    互いに学び合い、
    人と色、人と人が重なり合いながら、
    ひとつの空気が生まれていきます。

    言葉にするのは難しいのですが、
    そこには「プロセスの美」とでも言いたくなるものがあります。

    自分の美しさを知りたい、わかりたい。
    もっと世界のことを知りたい。

    そのような興味や思考が生まれることこそが、
    次の動きへとつながる
    美のあらわれなのだと思います。

    本当にうれしい気持ちばかりです。

    そして、よろこびだけではなく、
    苦しいときも、悲しいときもあります。

    その途上にいるとき、
    私たちは結果や答えに早くたどり着きたいと思うものです。

    けれど、どんなときも大切なのは、
    そのプロセスをどのように考え、
    どのように動こうとするか。

    そして、
    自分はどのように生きていきたいのか。

    その気持ちを色彩にのせて、
    そっと運んでいけたらと思っています。

    色を経験するということは、
    自分自身の美しさを思い出していくこと。

    そのひとつなのかもしれません。

    イヴ・ガーデン楢崎悦子

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