- 2009-9-24
- Yoko Kamiyama
ある初秋の夜に、何気なくテレビをつけたら、たびたび耳にする言葉が聞こえてきました。
書物でも、目にすることの多い言葉です。何度触れても、やっぱり良い言葉だわ!と思いながら、テレビの字幕を追いかけました。誰が話しているのかしら?と、じっと画面を見ていたら、流暢な日本語で、優しく話す外国の女性が映っていました。
「人生は楽しかった!と言いたいのね。何が楽しいのかは自分で発見していくの!」
またまた彼女の口から「いい言葉、すてき言葉」が自然に出てきます。
京都大原滞在のベネシアさんという人でした。
番組では、京都の自然になじみ、その人らしい暮らしぶりを紹介していました。
ほんの一瞬、テレビを通した出会いだけでしたが、私はとてもこの方に興味を持ちました。いつか、是非会ってみたいと思ったのです。
ベネシアさんの何気ない言葉が、きっと多くの人を動かしたり、元気付けたり、優しく響いたりするのではないかと、私の心に飛び込んできました。
人から出る言葉ってすごいですね。それも自然に出てくるから琴線に触れるのです。
ベネシアさんの言葉は彼女の心のようで、優しくすんなり届きます。
私も死ぬまでには、なんとか彼女の足元にでも・・・と思います。
秋の色彩は、深く濃く、落ち着いた、粋でリッチな日本の伝統美を彩る色がたくさんあります。秋色の変化とともに、私たちもゆっくり深まってまいりましょう。
*☆*:*☆*:☆*:☆*:☆*:☆*:☆* カラースタジオ イヴ・ガーデン 神山瑤子