- 2026-6-6
- – FASHION – select shop, Etsuko Narasaki

6月になりました。
暑くなったり涼しくなったりと気候の変化が大きく、これまでにない今だなと本当に思います。
私は今、7月のセレクトショップへ向けて、オマージュ服の制作に取り組んでいます。
洋服を眺め、
生地を眺め、
並べてみる。
そしてまた手を動かし、
少し離れて眺めてみる。
そんなことを繰り返しながら、一着一着の空気を変えていきます。
けれど今回、なかなか思うように進まず、どうしてだろうと思いながら、ひとつ気づいたことがありました。
私は昔から、
「こうする」
と決めると、一直線に向かうところがあります。
そして、ほかのことはおざなりになり、知らず知らずにストレスが重なっていくのだと。
そして、物事に集中しすぎると、いつの間にか身体の感覚を置き去りにしてしまうものです。
不思議なことに、そういう時ほど全体の流れが止まり、物事が思うように進まなくなっていく。
今回は、そのことに改めて気づかされました。
ここ数ヶ月、左肩が痛くなり、腕が上がりにくい日が続いています。
昔からの癖が、こうした形でも現れているのだと、どこか腑に落ちた気がしています。
年間サポートレターでも書かせていただきました、皮膚と脳、神経は、もともと同じ「外胚葉」から生まれているとお聞きし、そのことが今になってまた新たにつながってきています。
身体がゆるむと、思考もゆるむ。
思考がやわらかくなると、身体もまた変わっていく。
そうしていく内に、少しずつひらいていく感覚が生まれてくること。
身体を固くしながら物事を進めていたことに気づきました。
身体の感覚は正直です。
何かがおかしい。
理由はわからないけれど、違和感を感じる。
何だかストップしている感覚。
など。
身体は、以前からの癖を肩の痛みという形で教えてくれていたのかもしれません。
そして改めて、身体に聞くこと。
身体を感じながらオマージュ制作をすること。
気持ちに余白がうまれ、目の前に風が通り抜けていくような、
そんな時間を少しずつ取り戻しています。
7月のセレクトショップでは、
そんな気づきや時間の中から生まれた服たちをご紹介いたします。
どうぞ楽しみにお待ちいただけましたらうれしいです。