太陽に向かうかたち、心に咲く色

    4月、花々が太陽にむかって顔をひらいている様子が美しく
    愛らしくて、思わず撮影しました。

    空へ、太陽へと向かってひらいていくかたち。
    そして、月のもつ女性性を受け取るようなかたち。
    そんなイメージを、塑像としてあらわしていた数ヶ月。
    とても懐かしい時間です。

    あの頃はひとりではなく、
    ドイツ人のハーマンとともに制作をしていました。
    多分彼は、50代か60代だっただろうなと思うのです。
    この花を見て、彼の名前とともに、あの時の空気、そのとき共に
    過ごした笑顔が今ここにあるようによみがえりました。

    あれからたくさんの日々を重ねてきました。
    あの頃感じていたことが、年々、心の奥へと深まり、
    感じられること、広がっていくことがうれしく思います。

    春のカラフルな色が今年も、さらに華やかに心に咲いていく。
    やさしい気持ちを日々重ねていく、今年のわたしのテーマに何だかとてもぴったりです。

    季節はこれから5月へ。
    この移ろいも、また楽しみです。

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