- 2026-2-9
- – SCHOOL – color school, Etsuko Narasaki

色彩そのものを体験する、静かな時間。
大人のアトリエでの色彩の時間は、まさしく光でした。
思うままに色を置いていく。
色が混じり合いながら、次への色が生まれていきます。
そして、自然に生まれてくる「空間」。
その空間には、微かな色がゆらぎはじめます。
判断も完成もないまま、ただ身体の内側がそっと動き出していきました。
描かれた姿だけを見てしまいそうになります。
でもよく見ると、微細な色たちが白い空間をゆっくり漂いながら、
透明な美しさを揺らめかせています。
そこには、可能性や希望、
そして静かに寄り添ってくれている“あたたかさ”の存在があり、
その空間から、はっきりと浮かび上がっています。
浄化してくれるかのような、
美しい透明なゆらぎの色、空間。
みなさんがあらわしてくださる色を感じていると、
「今を生きる」という感覚が、
わたしの内側にもそっと芽生えていきました。
世界旅行をしているかのような、自由で遊びに満ちた広く広く続いていく透明な空間。
活気に満ちた楽しげな、子供のような純粋な空間。
とびっきりの個性がふんわりとやさしく広がっていく空間。
豊かな変化があらわれる瞬間の色と空間。
春に向かう勢いと希望、面白さ浮かぶ空間。
そして思うのです。
この空間は、一人ひとりがこれから育てていく“場”そのものなのだと。
春へ向かう、やわらかな目覚めの気配。
心よりありがとうございました。
またこのような素敵な機会をつくりたいと思っております。