描かれたものの先にある、静かな余白 — 大人のアトリエより —

    色彩そのものを体験する、静かな時間。
    大人のアトリエでの色彩の時間は、まさしく光でした。

    思うままに色を置いていく。
    色が混じり合いながら、次への色が生まれていきます。
    そして、自然に生まれてくる「空間」。
    その空間には、微かな色がゆらぎはじめます。
    判断も完成もないまま、ただ身体の内側がそっと動き出していきました。

    描かれた姿だけを見てしまいそうになります。
    でもよく見ると、微細な色たちが白い空間をゆっくり漂いながら、
    透明な美しさを揺らめかせています。

    そこには、可能性や希望、
    そして静かに寄り添ってくれている“あたたかさ”の存在があり、
    その空間から、はっきりと浮かび上がっています。

    浄化してくれるかのような、
    美しい透明なゆらぎの色、空間。

    みなさんがあらわしてくださる色を感じていると、
    「今を生きる」という感覚が、
    わたしの内側にもそっと芽生えていきました。

    世界旅行をしているかのような、自由で遊びに満ちた広く広く続いていく透明な空間。
    活気に満ちた楽しげな、子供のような純粋な空間。
    とびっきりの個性がふんわりとやさしく広がっていく空間。
    豊かな変化があらわれる瞬間の色と空間。
    春に向かう勢いと希望、面白さ浮かぶ空間。

    そして思うのです。
    この空間は、一人ひとりがこれから育てていく“場”そのものなのだと。
    春へ向かう、やわらかな目覚めの気配。

    心よりありがとうございました。
    またこのような素敵な機会をつくりたいと思っております。

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